インスタント食品の王様とも言える「カップラーメン」
お湯を入れればすぐに食べることができ、中毒性のある味付けなので、日常的に食べている人も多いのではないでしょうか?
ですが、「カップラーメンは体に悪い」という話もよく耳にしますよね。
そこで当記事では、以下の5点について詳しく調査しました!
【結論】カップラーメンは毎日食べると体に悪い
結論から言うと、やはりカップラーメンは毎日食べると体に悪い影響が出ることがわかりました。
「最近、なんだか風邪を引きやすくなったな…」
「太ってきた気がする…」
「お腹の調子が悪いな…」
カップラーメンを毎日のように食べると、このような体の不調を感じる方も少なくないのではないでしょうか。
カップラーメンは「塩分」「脂質」「糖質」が多く含まれており、反対に「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」が不足しています。
このような、栄養バランスの偏った食事を続けると体に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。
カップラーメンを毎日食べ続けるとどうなる?
便利で、保存期間も長く、味付けも日々進化を続けているカップラーメンですが、美味しいからと言って毎日食べてしまうと体に良くない気がしますよね。
ここでは、カップラーメンを毎日食べ続けた場合の体への影響について紹介していきます!
・病気になりやすくなる
・肥満になりやすくなる
・肌が荒れやすくなる
・肥満や下痢など胃のトラブルが増える
病気になりやすくなる
カップラーメンを食べすぎると病気になりやすくなる可能性があります。
原因として、多くのカップラーメンには「糖質」「脂質」「塩分」が多く含まれているからです。
それぞれ体に必要なものですが、摂り過ぎは要注意です。
肥満になりやすくなる
カップラーメンは「高糖質」「高脂質」なものが多いです。
糖分を摂りすぎた場合、体内で何が起こるかと言うと、まず血液中のブドウ糖が過剰に増えます。
通常、過剰分のブドウ糖は肝臓に取り込まれますが、量が多すぎると取り込みきれません。
余分なエネルギー源となったブドウ糖は「中性脂肪」となり、「脂肪組織」になって体内に蓄えられていきます…
つまり、肥満のリスクを高めることになるのです。
肌が荒れやすくなる
カップラーメンには十分な野菜が含まれていないので、カップラーメンのみだとビタミンやミネラルが不足しがちになります。
ビタミンやミネラルは健康を維持したり、体調を管理するための大切な栄養素です。
ビタミンやミネラルが不足すると肌が荒れる原因にもなるので、美容面を気にされる方はカップラーメンの食べ過ぎには要注意です。
腹痛や下痢など胃のトラブルが増える
カップラーメンは油で揚げた麺で作られることが多く、その油の酸化が問題視されているのはご存じでしょうか。
油揚げ麺には、「過酸化脂質」という毒性のあるものが多く含まれると考えられています。
過酸化脂質は動物実験でも、「成長を阻害する」などの悪影響があることが報告されています。
人間が摂取すると腹痛や下痢など胃のトラブルが増えるケースがあります。
カップラーメンが体に悪いと言われる理由
カップラーメンはなぜ体に悪いと言われているのでしょうか?
ここでは、カップラーメンが体に悪い理由について詳しく見ていきましょう。
塩分量が多い
カップラーメンの多くは、とてもしょっぱい味付けになっていますよね。
塩分過多になると血液中の塩分濃度が濃くなり、それを薄めるために水分を多く取り込みます。
すると血液量が増え、心臓に負担がかかり、血圧が上がります。
つまり高血圧のリスクが高くなってしまうのです。
添加物が多い
ご存じの方も多いと思いますが、多くのカップラーメンには添加物が大量に使用されています。
添加物は食品を安全に保存するために必要な場合もありますが、種類によっては臓器に負担をかける心配の恐れがあります。
栄養バランスの偏り
カップラーメンの多くは塩分、脂質、糖質が多く、反対にビタミン、ミネラル、食物繊維などが不足しています。
つまり栄養バランスにとても偏りがあるのです。
そのため、カップラーメンばかりを食べ続けていると、「体は太るのに、どんどん栄養失調になっていく」という事態になりかねません。
安くて美味しくて便利というメリットもありますが、見過ごせないデメリットも確実にありますね。
カップラーメンに含まれる添加物の摂取による体への影響
「カップラーメンは添加物が多くて怖い」というイメージをお持ちの方も多いと思います。
ですが、添加物はなぜ怖いのか、詳しくは知らないという人もいるのではないでしょうか。
そこで、以下の2点について調査しました!
・なぜカップラーメンに添加物が使用されているのか
・添加物の摂取によって体にどんな影響があるのか
カップラーメンに添加物が使われている理由
カップラーメンには様々な種類の添加物が使用されています。
多いもので、20種類ほどの添加物を含むカップラーメンもあります。
では、なぜカップラーメンには添加物が使用されているのでしょうか?
主な理由として、主に以下の4点が挙げられます。
・「保存期間を長くするため」
・「麺やスープや具材の着色のため」
・「味を良くするため」
・「食感を良くするため」
長期保存ができ、美味しいのには理由があるのですね。
カップラーメンに含まれる添加物の摂取による体への影響
カップラーメンに含まれる添加物の中で、特に注意が必要なのは「カラメル色素」「加工デンプン」「リン」です。
それぞれの危険性についてご紹介します。
カラメル色素には4種類ありますが、一括表示のため詳細は分かりにくくなっています。
中には、発がん性が懸念されている物質もあるので、あまり摂取したくない添加物の一つです。
加工デンプンは12種類あります。EUでは健康面への影響を考え、小さな子ども向けの食品には使用しないように制限があるものもあります。
また、加工デンプンも一括表示のため何が入っているのかは原材料を見ても分かりません。
リンは過剰に摂取すると、カルシウムの吸収の妨げになるため、骨に影響が出る可能性があります。
全ての添加物が悪という訳ではありませんが、健康のことを考えるなら避けたいものも多いですね。
【健康を意識】カップラーメンを食べる際に注意すべき点
体に良くないと分かっていても、カップラーメンが食べたくなる時もありますよね。
そこで、カップラーメンを食べる時に注意すべき4点をまとめてみました!
1.毎日食べない
2.寝る前に食べない
3.違う容器に移す
4.スープは極力飲まない
1.毎日食べない
何度も言うようですが、カップラーメンは毎日食べないことをおすすめします。
体への影響が心配な添加物が入っていたり、栄養が不足していたりと、健康的とは言えないカップラーメンですが、たまに食べるくらいは問題ないでしょう。
ですが、やはり毎日食べてしまうと体調を崩しかねません。
2.寝る前に食べない
どうしてもカップラーメンが食べたい場合は、寝る前以外の時間帯にしましょう。
昼間と比べて寝る前は、脂肪を作る働きをするタンパク質の一種(BMAL-1)の分泌量が20倍に上がると言われています。
つまり、寝る前にカップラーメンを食べる方が太りやすくなってしまう可能性があるのです。
3.違う容器に移す
1998年頃に、「環境ホルモン」が問題となったことはご存じでしょうか。
その際、カップ麺の容器に熱いお湯を入れることで、スチレンという成分が溶け出しているということも問題視されました。
微量なので問題はないと結論付けられましたが、国土交通省は子ども向けに注意喚起をしています。
可能であれば、カップラーメンは違う容器に移してからお湯を入れて作った方が良いでしょう。
4.スープは極力飲まない
カップラーメンの塩分の多くはスープに含まれているので、スープはできるだけ残すことをおすすめします。
スープを飲み干さないだけで、塩分の摂り過ぎをセーブし、スチレンの摂取もある程度抑えられるでしょう。
栄養バランスが良く手軽に食べられる宅配弁当がおすすめ
「カップラーメンの食べ過ぎが体に悪いことは分かったけど、忙しくて自炊する時間がない!どうすればいいの?」というお悩みが出てきますよね。
そこでおすすめしたいのが、いま大注目されている「宅食」です!
皆様も「宅食」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
電話やインターネットなどから注文するだけで、美味しい食事を家まで届けてもらえるサービスが「宅食」です。
次に宅食のメリットについて紹介していきたいと思います!
栄養バランスが良い
お弁当というと、あまり栄養が無いというイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
実際、コンビニやスーパーなどでは炭水化物と脂質ばかりといったお弁当が多いです。
ですが、近年の健康志向の高まりに合わせて、多くの宅食サービスのお弁当は栄養を考えられたメニューになっています。
素人では管理しきれない栄養バランスが考えられた「宅食」
それだけでも、価値のあるサービスですね。
レンジで簡単
宅食弁当は、レンジで簡単に調理できるものがほとんどです。
・仕事で時間のない方
・料理が得意でない方
・火を使うことに心配があるご年配の方
・ダイエットのため栄養管理がしたい方
レンジで簡単に食べられる「宅食」は、多くの方にとって見方になってくれる存在です。
お弁当の容器は燃えるゴミとして捨てられるので、皿洗いなどの片付けがいらないというのも嬉しいポイントですね!
買い出しの手間がかからない
宅食サービスでは、お弁当を家まで届けてくれるため買い出しの手間が省けます。
仕事で疲れて帰る日などは、スーパーに寄る気力もない時もありますよね。
その上、帰ってから料理なんて絶対に無理…
そんな時に、レンジで調理するだけで食べられるお弁当が家にあるだけで、とても助かります!
冷凍庫にストックできる
宅食弁当は、冷凍保存できるのでストックしておくことが可能です。
保存期間も長いので、「届いたらすぐに食べなきゃ」といった焦りもなく、食べたい時に食べることができるのもメリットの一つです。
健康に良い宅配弁当おすすめ3選
・「栄養バランスを意識した食事が摂りたい人」
・「糖質・塩分を抑えた食事を摂りたい人」
以上の方におすすめの宅食サービスを3つご紹介します!
1.ナッシュ
ナッシュは「手軽でヘルシーな冷凍弁当」を届けてくれる宅食サービス。
ナッシュのホームページを見るとすぐに分かるのが、その健康意識の高さです。
全てのメニューにおいて、糖質は30g以下、塩分は2.5g以下になっています。
メニューも60種類以上と豊富で、食事だけでなくスイーツまであるのはポイントが高いですよね!
≫ナッシュの口コミ・評判はこちらから
2.Dr.つるかめキッチン
Dr.つるかめキッチンは、「続けやすい価格で健康的なお弁当」を宅配してくれる宅食サービス。
宅食サービスでは、多くの企業が栄養面に力を入れていますが、このDr.つるかめキッチンは栄養管理士に加え、「医師」まで監修しているメニューを多数提案しています。
医師が監修指導している「糖質制限気づかい御膳」や「塩分制限気づかい御膳」等。
血圧やメタボなど、数値を気にされている方にもおすすめです!
≫Dr.つるかめキッチンの口コミ・評判はこちらから
3.食宅便
食宅便は、「食べたい時にすぐおいしい」宅食を届けてくれるサービスです。
「家庭の味」を目指した和洋中のメニューが揃っています。
お弁当というと少し強めの味付けのイメージですが、家庭の味なら抵抗なく美味しく食べられそうですね!
もちろん健康や栄養面にも配慮していて、「カロリーケア」や「柔らかい食事」というセットもあります。
≫食宅便の口コミ・評判はこちらから
カップラーメンによる体への影響に関するQ&A
カップラーメンをたまに食べることは体に影響ある?
影響が全くないとは言い切れませんが、たまに食べるくらいは問題ありません。
低糖質麺や減塩されたカップラーメンも体に悪い?
糖質や塩分に配慮されていても、やはりそれだけでは「ビタミン」「ミネラル」などの栄養が十分とは言えません。
また、低糖質麺や減塩のカップラーメンにも添加物は含まれているので、注意が必要です。
カップラーメンを食べるとき、一緒に食べた方が良い食材はある?
野菜や海藻類も一緒に食べ、「食物繊維」「ビタミン」「ミネラル」を補うと良いでしょう。
また、カップラーメンのおかずとして「宅食」を利用するというやり方もありますね。
お湯を沸かしてカップラーメンを作りながら、宅食弁当をレンジでチンすれば、時間もそこまでかかりません。
野菜や肉類がしっかり入った宅食弁当をプラスすれば、栄養不足はかなり解消されるでしょう。
【カップラーメンは体に悪い?】まとめ
今回の調査で以下2点についてわかることができました。
・カップラーメンは栄養バランスが悪い
・体への影響が心配な添加物が入っている
カップラーメンは長期保存でき、被災時などには大活躍するメリットもありますが、毎日食べるのは避けた方が良さそうですね。
同じように便利で保存のきく「宅食」を利用して、賢く健康的な食生活を送ってみてはいかがでしょうか?