コンビニ弁当は体に悪い?含まれる添加物や注意すべき点をご紹介!

日頃、コンビニ弁当に依存している方はかなり多いのではないでしょうか。

・食事を簡単に済ませてしまいたい

・食事を作ることが面倒くさい

・一人で食事をしているからコンビニ弁当で充分

…などコンビニ弁当を利用する方々の理由は様々です。

最近はコンビニ弁当でもかなりレベルが上がって、おいしいお弁当を簡単に食べることができるようになりました。

しかし、一方では、「毎日コンビニ弁当ばかり食べていて大丈夫?」という不安な声も囁かれています。

今回は、コンビニ弁当に含まれる添加物について解説していきます。

コンビニ弁当による体への影響が気になる方は、ぜひ一読ください。

この記事を書いた人
調理師免許・介護食士免許保有者
ラクナラ編集長
2016年 九州文化学園調理師専門学校卒業
2016年 調理師免許取得
2016年 内閣総理大臣認定である介護食士免許取得
目次

【結論】コンビニ弁当は添加物よりも栄養バランスに気をつける必要がある!

コンビニ弁当に含まれている「添加物は体に悪い」という印象が強いです。

しかし、食品衛生法によって使用して良い添加物の「種類」や「量」が決まっています。

そのため、添加物の摂取によって体に悪影響を及ぼす可能性は低いです。

添加物の摂取による体の悪影響を懸念するのではなく、コンビニ弁当の栄養バランスが欠けている点の方が気を付ける必要があると考えられます。

コンビニ弁当の添加物は体に悪影響はある?

ここではコンビニ弁当の添加物による体への影響を見ていきましょう。

「食品添加物」とは、食べ物を製造したり加工したりするときに、プラスされる添加物のことです。

ラクナラ編集長
お菓子を作るときに使用される「ベーキングパウダー」と言ったものも添加物に含まれるため、添加物なしでは食品自体作ることができないケースもありますよ。

添加物が使用される主な用途として、以下が挙げられます。

・お弁当を腐らないようにする

・見た目や香りを良くする

・栄養素の強化目的

このような様々な添加物の使われ方をしているのですが、実際に添加物が体に悪いのかと言えば、それ程心配するには至らないという結論になります。

理由として、次のようなことが考えられます。

・使用して良い添加物の種類・量は決まっている

・添加物よりも栄養バランスの方が体に与える影響が大きい

使用して良い添加物の「種類」「量」は決まっている

食品衛生法にて、以下のような添加物の使用基準が設けられています。

①使用できる食品の種類の制限

②食品に対する使用量や使用濃度の制限

③使用目的についての制限

④使用方法についての制限

またコンビニの商品開発においても、食品添加物の安全性試験が数多く行われています。

コンビニ弁当は、決められたルールが守られていないお弁当は売ることができない仕組み作りを徹底しているため、コンビニ弁当を食べ続けていても体に影響があるようなことはありません。

安心して生涯食べ続けることができるお弁当が日々提供されています。

添加物よりも栄養バランスの方が体に与える影響が大きい

「添加物を摂取し続けてしまうことでガンになってしまう…」ということを心配している方々もいます。

しかし、添加物を摂取することでガンになってしまうという情報は全くのデマです。

日本のようなきちんと添加物の使用して良い種類や量などが規制されているところでは、安全です。

私達が注意しなければならないのは、わずかな添加物を意識してしまうことよりも栄養バランスを重視した食事を摂取することなのです。

コンビニ弁当に添加物が入っている理由

多くのコンビニでは、自主規制を設けて添加物を制限しようという動きがあります。

しかし、現状ではコンビニ弁当から添加物を全て排除されているのかと言えばそうではありません。

ここでは、コンビニ弁当に添加物が入っている理由について解説していきます。

腐らないようにするため

コンビニ弁当は、ある程度時間が経過して売れるということもありますし、お弁当を買ってしばらく経って食べるという方々もいるでしょう。

冬場ならまだいいのかもしれませんが、夏場には食中毒が心配です。

実際に添加物を食べてしまうことよりも怖いのは腐った食べ物を食べて食中毒になってしまうことの方です。

そのためにコンビニ弁当では、腐らないための工夫がされ、保存料(防腐剤)が入っていることが多くあります。

味や見た目を良くする(保つ)ため

お弁当をより美味しそうに見せるために添加物は使用されています。

やっぱり消費者の方々は、栄養バランスの良いお弁当よりも見た目が美味しそうに見えるお弁当を優先してしまうようです。

また、お弁当は時間がある程度経過してしまうことで、鮮度が落ちてしまうのも事実です。

コンビニ弁当を提供する企業では、鮮度が落ちてしまうお弁当を美味しそうに見せるために着色料を使用してます。

食品の製造・加工に必要なため

コンビニ弁当で添加物が使用されている理由の一つに、「加工しやすくするため」が挙げられます。

例えばコンビニで手軽に食べることができるおにぎりにも油分がプラスされています。

なぜ、そのようなものを添加しなければならないのかと言えば、機械を使用したときごはんの形を整えやすくさせることができるためです。

コンビニ弁当にはどんな添加物が含まれてる?

では、コンビニ弁当にはどんな添加物が含まれているのでしょうか。

ここでは実際のコンビニ弁当に含まれている添加物の種類と特徴を見ていきます。

pH調整剤

コンビニ弁当のなかには、pH調整剤を使用し、お弁当が腐らないように配慮しているケースもあります。

厚生労働省による食品添加物の使用基準を見てみると、pH調整剤の使用基準は具体的に定められていないため、いくらでも使えてしまうという不安点があります。

漂白剤

コンビニ弁当には、添加物として「漂白剤」が使用されていることがあります。

「漂白剤」は、食べ物を加工したりするときに、脱色し、着色することによって食べ物の出来、見栄えを良くするような目的で使用されています。

食品添加物として使用される漂白剤は以下が挙げられます。

・亜塩素酸ナトリウム

・次亜硫酸ナトリウム

・亜硫酸ナトリウム

・二酸化硫黄

タール色素

コンビニ弁当では、「タール色素」という着色料が使用されています。

アメリカやヨーロッパなど一部の海外では、体に悪いものとされ「タール色素」を使用禁止にしている国もあります。

しかし、添加物の定義、使用できる量、食の文化など国によって違うため、他国と比較することはできません。

日本の場合では、過剰摂取の心配がないというで、使用する基準値を決め、食品の一部だけを認可する形をとっています。

1日のタールの摂取量はゼロに近いため、そこまで心配する必要はないでしょう。

【健康を意識】コンビニ弁当を選ぶ際のポイント

ここでは、コンビニ弁当を選ぶ際の注意ポイントについて解説していきたいと思います!

揚げ物が多い弁当を避ける

体に悪い食べ物を避け少しでも健康になりたいと思えば、揚げ物が多いお弁当は避けた方が良いです。

コンビニ弁当には揚げ物が多いと感じている方々も多くいらっしゃることではないでしょうか。

揚げ物が多い弁当は、カロリーが高く塩分が多いため、継続すればかなり体に悪いです。

玄米・雑穀米を選ぶ

最近は健康志向のコンビニ弁当も増えてきているので、様々なご飯の種類があります。

その中でも、白米でなく「玄米」や「雑穀米」を選ぶと良いでしょう。

理由として、「玄米」や「雑穀米」には、糖質やたんぱく質、脂質の代謝を促してくれる「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ビタミンB6」「ナイアシン」などが白米よりも多く含まれているからです。

サラダを加える

コンビニ弁当で不足しがちな栄養は、主に以下の栄養素が挙げられます。

・ビタミン

・食物繊維

・カリウム

これらは生野菜をプラスすることで摂取可能です。

コンビニ弁当を食べるときは、サラダを加えて食べる意識をもつようにしましょう。

主食・主菜・副菜のバランスが摂れた弁当を選ぶ

私達の食生活で重視しなければいけないのは「栄養バランス」です。

「主食」「主菜」「副菜」は「3:1:2」のバランスをキープするのが理想とされています。

「主食」

「主食」とは、大事なエネルギーとなるご飯やパンなどのことです。

炭水化物は1日に必要とされるエネルギーの60%程度を占める存在です。

健康であり続けるためにも、身体がスムーズに動くためにも、さらに脳がいつも活発であり続けるためにも、決して無視してはならないものです。

 

「主菜」

「主菜」とは、タンパク質、脂質の供給源で、筋肉や血液などといった体を作るのに必要な栄養素となります。

肉や魚、大豆、卵などに含まれており、メイン料理に多く含まれています。

「主食」「主菜」「副菜」の中でも、一番摂りすぎてしまうのが「主菜」と言われています。

「主菜」の摂りすぎは「肥満」「脂質異常」「痛風」などの原因となるので自分に合わせた適切な量を摂りましょう。

「副菜」

「副菜」とは、ビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源で、体の調子を整える役割があります。

これらの栄養素は野菜、きのこ、海藻類になどに多く含まれています。

現代の日本人に不足しがちな栄養素のため、意識的に「副菜」を摂っていく必要があります。

弁当を買うなら「宅配弁当」がおすすめ

お弁当を買う選択肢は、コンビニだけでなく「宅配弁当」もあります。

宅配弁当では、栄養のバランスを重視したものが多く提供されているので、ぜひそちらの方にも注目してみてください。

宅配食事のメリット

宅配弁当サービスではネットから簡単に注文し、自宅まで届けてもらうことができます。

定期契約をすればいちいち注文しなくても毎日届けてもらうことができるため、日々面倒くさい献立に頭を悩ませる必要はありません。

さらに宅配弁当には、以下のメリットが挙げられます。

・無添加、添加物の使用を控えている宅配弁当がある

・調理しないで済むから、電気代ガス代の節約になる

・レンジで温めるだけで簡単に食事ができる

無添加、添加物の使用を控えている宅配弁当がある

宅配弁当では、多くの業者が「無添加」「添加物の使用を控えたもの」を提供してくれています。

コンビニ弁当はちょっと「体に悪いかも…」、「添加物が心配…」という方々は、一度宅配弁当の方も試してみることをおすすめします。

調理しないで済むから、電気代ガス代の節約になる

宅配弁当では電子レンジで温めるだけですので、いちいち調理をしなくてOKです。

また、長い目でみれば確実に電気代であったり、ガス台の節約に貢献してくれることでしょう。

レンジで温めるだけで簡単に食事ができる

宅配弁当は、電子レンジで温めるだけで栄養バランスの摂れた食事ができます。

料理をする時間がない方や、疲れていて家事をしたくない日などにとても便利です。

また、冷凍した状態でお弁当が届けられれば、保管期間が長いため、自分の食べたいタイミングで食べれるのでとても便利です。

添加物の使用をは変えた宅配食事おすすめ5選

ここでは、添加物の使用を控えている宅配弁当サービスを紹介していきたいと思います。

添加物の使用を控えている宅配弁当サービスは以下になります!

・わんまいる

・FIT FOOD HOME

・ナッシュ

・ウェルネスダイニング

・ママの休食

1.わんまいる

わんまいるでは、「健康志向」の方々におすすめできる宅配弁当を提供しています。

わんまいるは、保存料や合成着色料は一切使用せず、いつも安心できるお弁当が提供されています。

価格 1食あたり896円(税込み)~
お試しの有無 有り

5食1セット3,780円(税込み)+送料

栄養バランス 管理栄養士による監修

国産素材・低カロリー食

配達方法 定期コース

周期配達

調理方法 電子レンジor湯線or流水解凍

≫わんまいるの口コミ・評判はこちらから

2.FIT FOOD HOME

FIT FOOD HOMEとは、一流シェフ」が手作りした食事を冷凍でお届けする宅配弁当サービスです。

FIT FOOD HOMEでは「カラダに不必要な成分は一切使用しない」という考えのもとで食事を作り提供しています。

価格 1食あたりの料金686円(税込)~
お試しの有無 あり

初回お試し10%オフ

栄養バランス 管理栄養士による監修

低糖質・減塩でヘルシー宅配食

配達方法 定期コース・周期配達・都度注文
調理方法 電子レンジ

≫FIT FOOD HOMEの口コミ・評判はこちらから

3.ナッシュ

ナッシュでは、「管理栄養士」「自社シェフ」が監修した栄養満点の料理を宅配弁当を提供しているサービスです。

使用している添加物も厚生労働省が定めた範囲内で使用しているため安全だと言えます。

価格 1食あたり599円(税込み)~
お試しの有無 無し
栄養バランス 管理栄養士による監修

塩分・糖質制限食

配達方法 定期コース・周期配達
調理方法 電子レンジ

≫ナッシュの口コミ・評判はこちらから

4.ウェルネスダイニング

ウェルネスダイニングとは、食事制限専門の宅配弁当サービスです。

ウェルネスダイニングでは、保存料や防腐剤といった食品添加物を使用していません。

保存料や防腐剤を使用していないため、お弁当を長期保存できないというデメリットはあるのですが、添加物を使用していないという安心感があります。

価格 1食あたり648円(税込み)~
お試しの有無 有り

7食1セット4,644円(税込み)

栄養バランス 管理栄養士による監修

糖質・塩分・たんぱく質・カロリー制限食

配達方法 定期コース(周期配達)・都度注文
調理方法 電子レンジ

≫ウェルネスダイニングの口コミ・評判はこちらから

5.ママの休食

ママの休食とは、子育てママに必要な休養と栄養をお届けする宅配弁当サービスです。

ママの休食では、こだわりの食材を無添加で使用しているこだわりがあり、保存料でさえ添加されていません。

安心して食事を楽しむことができるのが魅力の一つです。

もちろん、「ママ以外の方」「一人暮らしの方」にもおすすめなサービスです!

価格 1食あたり980円(税込み)~
お試しの有無 無し
栄養バランス 専任管理栄養士が監修・考案

女性のライフステージに合わせた栄養食

配達方法 定期コース・周期配達
調理方法 電子レンジ

【コンビニ弁当は体に悪い?】まとめ

いかがでしょうか。

コンビニ弁当の多くは、食品衛生法で決められた範囲内での添加物を使用し、添加物の利用を控える取り組みを行っていることが分かりました。

食品衛生法で決められた添加物の使用してよい種類や量は、体に影響のない範囲なためコンビニ弁当の含まれている添加物を過剰に気にする必要はないでしょう。

むしろ、添加物に対して心配するよりも、大事なのは日々の食事であるため、栄養バランスを重視することの方が大切です

お弁当の選択肢はコンビニ弁当だけでなく、健康に配慮された「宅配弁当」もあります。

ぜひこの機会に「宅配弁当」に目を向けてみてはいかがでしょうか。

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